リサイクル生活

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鉄

金属製品の廃棄物、または金属製品の製造過程で出る廃金属のことを一般的に、「スクラップ」と言います。鉄の場合も、スクラップという言い方をします。ここでは、鉄のリサイクルについて紹介していきましょう。国内には多くの鉄が蓄積されていて、リサイクルも積極的に行われています。

用途

コンパクトな冷蔵庫

何の不純物も含まれていない純鉄は、銀白色の金属です。金属の中では比較的軟らかいため、自由に加工して様々な形を作ることができます。また、鉄の大きな特徴としては、豊富な金属資源として知られ、他の金属よりも安く大量生産できる点が挙げられます。 鉄は、様々な製品に使われています。例えば、日用品では縫い針やクリップ、コーヒーやお茶などのスチール缶、包丁、釜、鍋、冷蔵庫、自動車、一方、大きなものでは船舶、橋梁といったものに用いられています。このほか、美術工芸品として人気の高い刀剣も、鉄製品の1つに数えられます。

ゴミにしないための工夫

鉄製品と言うと、どんなものでも一般的に、錆びやすいイメージを持っている人も多いでしょう。ですが、普段からしっかり手入れをしていれば、すぐ捨てることなく、長く使い続けることができます。

鉄製品の手入れ

全般に、鉄は水分や湿気、塩分に弱い性質を持っています。そのため、取り扱いには十分に注意しなければなりません。汚れやホコリが付いてしまったら、柔らかい布やタオルでやさしく乾拭きするようにしましょう。防錆処理・加工が施されているものでも、錆びついてしまう場合がありますが、タワシなどで強くこすりすぎると、加工剤がはがれてしまう可能性があるので気をつけてください。

錆色仕上げの製品

鉄製品の中には、わざと錆色仕上げにしているものがあります。そういったものも、柔らかい布で拭く程度の手入れで良いでしょう。新品だと最初のうちは少し色落ちするかもしれませんが、使っているうちに自然と落ち着いてきます。

捨て方

鉄の粗大ゴミ

一般家庭で鉄製品を捨てる際には、各自治体の方法に従って捨てるようにしましょう。鉄はリサイクルの対象になりますが、基本的に鉄製品には鉄以外にも様々な素材が含まれています。そのため、すべてのものがリサイクルするための資源ゴミになるとは限りません。

また、サイズの大きいものは、資源ゴミではなく、粗大ゴミとなる場合があります。 ゴミ収集業者による回収のほか、建物や自動車などの解体業者が鉄以外の付着物や部品をある程度まで取り除いてから、スクラップ加工業者が加工します。 鉄スクラップは、主に「工場発生スクラップ」と「老廃スクラップ」の2種類に分けられます。この中でも、さらに種類や形によって、H1、H2、シュレッダーAなど細かな規格が設けられています。

工場発生スクラップ

機械、電機、車両、造船などの工場から出るスクラップです。大きな鉄スクラップになります。

老廃スクラップ

廃車、廃船、建物、その他の使用済み鉄製品から出るスクラップです。私たちが、鉄スクラップと聞いて思い浮かべるのは、これになります。

ここで、鉄製品の代表例とされるスチール缶のリサイクル率を紹介しましょう。
2008年:88.5%
2007年:85.1%
2006年:88.1%
2007年にリサイクル率が低下しましたが、これはそれまで大幅に増えていた鉄スクラップの需要が、金融危機による世界的な景気悪化で急に激減したことが原因と考えられます。(参照:スチール缶リサイクル協会)

こんなものになる!

スチール缶

鉄スクラップは、何度も新たな鉄製品としてよみがえります。リサイクルされた鉄は、ビルの鉄骨や薄板といった建築材料やスチール缶などに製品化されることが多いです。ほかにも、様々なものにリサイクルされています。


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